皆様こんにちは^^連休明けで身体は疲れていませんか?^^そんな疲労を早く回復させるには身体のバランスを整えて呼吸が深くなり睡眠の質が高まれば身体は回復していきます!!そこで今回は胸郭の運動と筋肉について紹介していきます!!
<呼吸時の胸郭はポンプの柄やバケツの柄に似た動きで広がる>
胸椎は、上下の椎骨が椎間関節で連結されています。
運動の軸になるのは、椎間関節と椎間板のユニットです。胸椎では、連結運動により、屈曲、伸展、側屈、回旋が起こります。
屈曲と伸展は下部にいくほど可動域が広くなり、逆に回旋は上位ほど可動域が広くなり、側屈はほぼ一定になります。
呼吸に伴う胸郭の動きでは、肋椎関節と胸肋関節が連携します。肋椎関節は肋骨と胸椎からなり、肋骨頭関節、肋横突関節があります。胸肋結合は胸肋関節(第2~5肋骨)、軟骨結合(第1、6、7肋骨)、肋軟骨間関節(第6~9肋骨の軟骨間)があります。
胸郭は呼吸に合わせて上下、前後、左右にそれぞれ拡大して肺の機能をサポートし、胸郭の弾力性で元に戻ります。胸郭の上下方向への拡大は、横隔膜が収縮して下がることで増大します。
同時に第1肋骨と第2肋骨が上がると、胸郭の垂直径は広がるのです。
前後方向の拡大は、上位の第2~6肋骨と胸骨が上がり、ポンプの柄を動かすような肋骨の運動により胸郭の前後径(縦径)が増大します(ポンプの柄運動)。
左右方向の拡大は、下位の第7~10肋骨が上がり、バケツの柄が上がるような肋骨の運動により胸郭の左右径(横径)が拡大します(バケツの柄運動)
<無意識で行う呼吸と、意識して行う呼吸では参加する筋肉が違う>
胸椎の運動に関わっている筋肉には、下位に連なる腰椎と共通するものが少なくありません。具体的には、腹筋群、背筋群などです。
今回は、腹筋群、背筋群以外に、胸椎・胸郭が主役となる呼吸に関わる呼吸筋について紹介します。
呼吸筋として働いている胸郭の筋肉は、浅胸筋群、深胸筋群、横隔膜の3タイプに分けられます。
浅胸筋群は表層にあり、大胸筋、小胸筋、鎖骨下筋、前鋸筋からなります。起始は胸郭で、上腕骨、肩甲骨、鎖骨で停止します。
深胸筋群は深層にあり、外肋間筋、内肋間筋、最内肋間筋、肋下筋があります。基本的に肋骨をつないでいます。
横隔膜は胸腔と腹腔を隔てるドーム状の筋肉です。
呼吸筋には、別の分類法もあります。
無意識でなんの努力もいらないときに働く安静吸息筋と安静呼息筋、意図的に強く呼吸するときに働く強制吸息筋と強制呼息筋です。
安静吸息筋は、横隔膜、外肋間筋、内肋間筋の前部、斜角筋群などがあります。
安静呼息筋はなく、安静時はもっぱら横隔膜の弛緩による受動的な過程で息を吐き出します。
強制吸息筋には、安静吸息筋に加えて、肋骨挙筋、胸鎖乳突筋、大・小胸筋、上・下後鋸筋、肩甲挙筋、僧帽筋があります。強制呼息筋には、腹筋群、内肋間筋の横・後部、胸横筋、肋下筋などがあります。
これらの筋肉を安静時や強制的に呼吸をする時に使います。
呼吸は健康の土台を作り、姿勢が悪いと呼吸は浅くなります。
姿勢と呼吸が関連するのは、姿勢維持している筋肉が呼吸を助けているため、アライメントを保つ筋肉が衰えると正しい姿勢が取れなくなるうえに、呼吸にまで悪い影響が及んでしまいます。
適度な運動や正しい姿勢を心がけてみて下さい(*^。^*)!
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