皆さまこんにちは^^今日の芦屋は朝晩はまだ冷えますが日中は少しづつ暖かくなって春も近づいてきてるような感じですね(*^。^*)今回は、肩関節を上げる際に上腕骨と肩甲骨が2対1の割合で一緒に動く事により肩関節は動いている事について紹介していこうと思います!!
肩甲胸郭関節における肩甲骨の動きには、挙上、下制、外転、内転、上方回旋、下方回旋、前傾、後傾という8つの動きがあります。
挙上は、肩をすくめるように肩甲骨を引き上げる動き。下制は、肩を下げるように肩甲骨を下げる動きです。
外転は、腕を前に押し出すように、脊柱から肩甲骨が離れる動き。内転は、肩を後ろに引くように、脊柱へと肩甲骨を近づける動きです。
上方回旋は、肩甲骨の下角が、外側と上側へ向かって同時に回ります。下方回旋は、肩甲骨の下角が、内側と下側へ向かって同時に回ります。
前傾は肩甲骨が前に傾く動きであり、後傾は肩甲骨が後ろに傾く動きです。
上の写真に動く方向の矢印が示してあるので参考にしてみて下さい。
上腕骨と肩甲骨には、肩甲上腕リズムと称される連携があります。肩甲上腕リズムでは、一般的に上腕骨と肩甲骨は2対1の回転角度で動きます。
たとえば、肩関節90度挙上位(外転)では、上腕骨(肩甲上腕関節)で60度、肩甲骨で30度の回転が生じます。上腕骨単独で外転できるのは、最初の30度程度までなのです。そして肩関節180度挙上位では、上腕骨で120度、肩甲骨で60度の回転が生じています。
肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節のいずれかの動きが悪くなると、肩甲上腕リズムが乱れてしまい、それが肩まわりのトラブルに結びつくこともあります。
肩関節を痛めてる方(四十肩、五十肩、腱板損傷など)はこの肩甲上腕リズムがうまく動かなくなっているケースも多くみられます。
肩甲上腕リズムがうまくできないと肩関節の可動域は減少し、そのままで放っておくと周りの筋肉や組織も固くなり肩関節の動きはどんどん悪くなってしまいます。
肩関節の動きを良くしていくためには治療や自分で痛みが出ない範囲でしっかりと動かしていくことが必要になります!
肩関節の痛みや可動域が少なく思うように動かない方など、お困りの方がおられましたら是非一度、JR芦屋駅すぐの、くろき鍼灸整骨院へお越しください^^
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