足の痛みの施術

捻挫

捻挫とは、骨と骨とを繋ぐ関節を支える靭帯や腱が損傷する怪我のことをいいます。足関節(足首)捻挫はスポーツ外傷の中で最も多いと言われています。
皆様も一度は経験されたことがあるのではないでしょうか。
一般的には保存的に改善するため、「捻挫」だからと軽く見られる傾向にあります。
しかし、一度捻挫をすると再度捻挫をする可能性が高くなったり、痛みが残ったり、その痛みをかばって身体の歪みが起こると身体のあらゆる部分に痛みが生じてしまいます。
足関節捻挫には靭帯の伸張による傷害のみの1度、靭帯が部分断裂している2度、完全に断裂している3度にわけられます。
1度は腫脹があってもなくても軽度な状態のものが多く、2度3度では腫脹が著明で皮下出血を伴うことが多いとされます。
3度は完全断裂のため関節の不安定性が生じるため適切に処置する必要があります。怪我をした直後の急性期の場合の処置方法は、安静(rest)、冷却(icing)、圧迫(compression)、挙上(elevation)の4つで、英単語の頭文字をとってRICE処置と呼ばれています。
怪我した時に生じる痛み、腫れ、熱感、発赤などの炎症反応は組織の修復過程で必要な反応ですが、過剰になると修復を妨げて痛みや腫れを持続させます。RICE処置は過剰な炎症反応を抑えるために行われます。

足底腱膜炎

足底腱膜炎とは踵骨から足指の底側まで広がる扇状の腱膜のことです。
足の縦アーチを支える機能を持ち、歩行・ランニングにおいて、地面と足部の衝撃を足の縦アーチを支える機能を持ち、歩行・ランニングにおいて、地面と足部の衝撃を和らげるクッションの機能を持っています。足底腱膜炎は踵部痛の最も多い原因で中年期以降の40歳代から60歳代に過度の負荷をきっかけに踵の内側の痛みとして発症します。
症状は踵の痛みですが、程度はさまざまです。特徴的なのは朝起床して最初の一歩目に痛みを感じます。
歩くうちに徐々に軽減し、夕方になって歩行量が増えるに従い再び痛み痛みが強くなってきます。
スポーツ選手では、運動量の増加や、トレーニング内容の変更を契機として発症することが多くあります。
<予防法>主な予防法は、アキレス腱(腓腹筋)のストレッチ、靴による痛みのコントロール、スポーツ活動の中止や制限、又、足のアーチをつくるように施術していく事で症状は緩和していきます。
お困りの方は芦屋市のくろき鍼灸整骨院へお越し下さい。

モートン病

主に、足の中指と薬指(第3指、第4指)の間にピリピリとしびれや痛みが生じます。
先端が細く、きつい靴やハイヒールを履くことで症状が強くなる傾向があります。
足の第3指、第4指の間だけでなく第2指、第3指や第4指、第5指の間に症状が出る場合もあります。
酷い方だと下腿の方まで痛みが及ぶ事もあります。
原因としては、中腰の作業やハイヒールの常用など、つま先立ちをする格好が長時間続くと起こりやすくなります。
症状がきつい時は局所の安静、ハイヒールやきつい靴を履くことはやめます。
また、神経の障害されている部位に副腎皮質ステロイド薬などの薬剤を注入することもあります。
モートン病でお困りの方は芦屋市のくろき鍼灸整骨院へご相談下さい。

踵骨骨端症

踵骨骨端症は別名セーバー病とも言われ10歳前後の男子に多く女子の2倍の頻度で認められます。
発症年齢は踵骨骨端核が出現して骨端線が閉鎖するまでの15~17歳の時期が好発年齢になります。
ランニングやジャンプなどの際にアキレス腱や足底腱膜の牽引によって踵骨骨端部(かかとの軟骨部)が炎症を起こして痛みを引き起こす疾患で、時に外傷(打撲)などをきっかけに発症することもあります。
痛みが出た時まずは局所安静とし、痛みが出る動きや運動は避けます。痛みが強い場合は松葉杖を使いかかとに体重をかけないようにします。
当院でもアキレス腱や筋緊張を緩めるよう施術をしていくことで踵の痛みは緩和していきます。
踵骨骨端症でお困りの方は芦屋市のくろき鍼灸整骨院へご相談下さい。

有痛性外脛骨

外脛骨は足の裏内側ちょうど土踏まずの上に位置する骨であり、スポーツ活動の盛んな10~15歳に多いです。
運動を繰り返しているうちに徐々に痛みが強くなることが多いですが捻挫などの外傷がきっかけとなって発症することもあります。
外脛骨は足部過剰骨の中で最も頻度が高く、後脛骨筋膜が付着する舟状骨、内側後方にみられます。
正常な人の15%前後にみられるといわれており、女性に多く80~90%は両側性です。
急激な運動負荷や外傷を契機として後脛骨筋による外脛骨部への牽引力が加わると、同部に痛みが発生します。外反偏平足を合併することが多くみられます。
数週間運動を控えることで疼痛は軽減し、疼痛が軽減すればスポーツも復帰しても構いませんが、発生の原因が取り除いていないとすぐに再発することがあります。
再発予防には、後脛骨筋のストレッチ、スポーツ後のアイシング、足にフィットしたシューズの選択、足の縦アーチを補強するためのトレーニングをして強化していく必要があります。
有痛性外脛骨の症状でお困りの方は芦屋市のくろき鍼灸整骨院へご相談下さい。

外反母趾

外反母趾はハイヒールや先の細い靴などにより足先が無理に締め付けられることで、親指が内側に曲がって変形してしまう状態をいいます。特に40代~70代の女性に多くハイヒールを履いた通勤などが長期にわたると外反母趾の症状が発生しやすく、外反母趾は現代病の一つとも言われています。
外反母趾の予防法としては、5本の足指を広げたり、出っ張った親指付け根を締めたりするなどの方法があります。
軽度の場合は、親指が内側に曲がり、靴を脱いで裸足になると真っ直ぐに戻ります。
中度の場合は、親指が内側に曲がった状態になり靴を脱いでもそのまま曲がった状態が続きます。
重度の場合は親指が内側に曲がり、ひどい場合には人差し指の上や下に指が入った状態になります。
靴を履いたり、歩いたりするのも困難になる場合もあります。
足の構造は、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つのアーチで構成されています。
この3つのアーチがドームを作ることで体重をしっかり支えて地面からの衝撃を吸収していますが、外反母趾の多くは偏平足も伴っています。
また足の”縦アーチ”と”横アーチ”がつぶれ、横幅の広い開帳足にもなっていることが多く、これも外反母趾の諸症状を生じる要因となっています。
外反母趾の人の足の裏を見てみると、ときに足の人差し指のつけ根や小指のつけ根などにタコを形成し、その部位に痛みが生じることがあります。
これらのタコは足の横アーチが低下することにより、中足骨頭が足底に突出し、蹴り返し動作の際に中足骨頭に負担がかかるために生じるものです。
外反母趾では親指で蹴り返すことが出来なくなっているため、代償性に他の指(特に第2指)が蹴り返す役割を担うことになっているのです。
また親指の付け根内側の突出部が靴にあたるなどの刺激を受け”バニオン”という皮下滑液胞炎を生じ「はれ」や「「発赤」、「疼痛」を伴うことがあります。
アーチをつくる為のページをこちらにアップしていますので、是非取り入れてみて下さい!

外反母趾と改善法!

痛風・偽痛風

痛風は風が吹いても痛いという事で「痛風」と呼ばれています。足の親指のつけ根部分に症状が出ることが多く、それ以外にも足関節、足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節、手関節にも激痛発作が起こることがあります。
又、肥満や高血圧など生活習慣病を合併することも少なくありません。
尿酸は絶えず身体の中で作られています。
菜食を主とした食生活に切り替え、尿酸が体内でできないようにするか、内服薬で血中尿酸値をコントロールしなければなりません。
その為には、定期的な血液検査(尿酸値と腎機能検査等)が必要です。
発作時の際は、消炎鎮痛薬を用います。局所麻酔剤入ステロイド関節内注射も効果的です。
前兆症状や発作の沈静化にはコルヒチンも有効です。
痛風発作が治まってから、尿酸値をコントロールする薬を長期間服用します。
痛風の発作が起こらないからといって薬を勝手にやめてはいけません。
そのために再発作を起こす方が非常に多い病気です。
痛風が男性に多い理由は尿酸の血液中の濃度(血清尿酸値)が女性では男性より低いからです。
遺伝的な病気、薬物の影響、その他の特殊な状態により女性も痛風になります。
又、痛風とは別に、偽痛風というものもあります。
これは、ピロリン酸カルシウムという結晶が関節炎を起こす病気で、高齢者の膝関節や足首の関節に多くみられますが、男性も女性も同様に起こります。
レントゲン写真をとると関節の中に石灰化が見られます。
こちらも痛みを和らげる対症療法が中心となります。

腓骨筋腱脱臼

腓骨筋とは、膝の外側の下から足首の外くるぶしの後を通り、足の甲の部分に付着する筋肉です。
足を外返しする時に使う筋肉で下半分は腱になっています。
比較的まれですがスポーツによってこの腱が前方に脱臼することがあります。
サッカーやテニス、スキーなどで強く踏ん張る動作で腓骨筋腱が前方に脱臼します。
一度起こると同じ動作で繰り返し出てしまいます。
また、慢性的な捻挫により足関節の靭帯が弛緩してしまうことで腱が外れやすくなり脱臼が起こります。
その他にも腱が太かったり、腱を収める外くるぶしの溝が浅いなどの先天的な要因も関係しています。
症状としては運動時(ターンで急激に踏み込んだ時、急激に足関節が背屈される時)に後足部外側の痛みや、外くるぶし後方での脱臼が慢性化すると外くるぶし後方に腱に沿った腫れなどを認めるようになります。
予防法としては、テーピングやサポーターで固定することもできますが、完全に脱臼を止めることはできないでしょう。
腓骨筋腱脱臼の根本的な治療は手術になります。
痛みのためにプレーに支障がでるようなら手術をお勧めします。

偏平足

足には縦アーチと、横アーチが存在し、そのアーチがなくなることで偏平足になります。
アーチがあることで効率よく体重を支えることができ、内側くるぶしの下にアーチをつりあげる働きをする後脛骨筋の腱が通っています。
年齢による腱の変性や体重の負荷によってこの腱が断裂すればアーチは低下します。成人期の偏平足は女性に多く発生します。
予防法は、アーチを支えるのに必要な足指の筋肉を強化することが重要です。
<トレーニング>
①タオルギャザー(足の指を使ってタオルをたぐり寄せる運動)
タオルを掴むことで、足指の屈筋群が強化され、アーチの予防、改善に効果的になります。
②素足になり、足の指でグー・チョキ・パーをします。
きれいに握ったり開いたりできていますか?
足がつりそうになっていませんか?
そんな方は普段からもっと足の裏の筋力を使うことを意識していきましょう。
③壁に手をつき、できるだけ指先に意識を持ちつま先立ちをします。
これを10回1セットを3回繰り返します。
これが終わったら足指を持ち反らしていくように足裏をストレッチとアキレス腱のストレッチをしていきましょう。
足のアライメントを施術しながらその人の症状に合ったストレッチやトレーニングを行いましょう。