肩こり・肩の痛みについてとその施術

肩こり・肩の痛み

肩こりの典型的な原因は、ふだんは意識していないかもしれませんが、頭の重さは6~7キロもあります。お店などで5キロ入りの米袋を持ってみると、かなりの重さだと実感できると思います。
そんな重い頭を支えているのが、首と肩です。日本人は欧米の人と比べると、頭が大きいわりに首から肩の骨格や筋肉がきゃしゃにできているため、肩こりを起こしやすいといわれます。たかが肩こりと思っていると、こりが痛みに変わり、何をするにも辛い!といった状態になりかねません。
肩こりの原因は数十種類もあって、人によってさまざまです。そのなかで多くみられるのが、「同じ姿勢、眼精疲労、運動不足、ストレス」によるもので、4大原因とされています。また最近は、肩こりと血圧、ホルモンバランス、自律神経バランスとの関連も注目されています。
このように肩こりといっても原因はさまざまで、予防法も違ってきます。自分の肩こりの原因や特徴を知ったうえで、より効果的な対策をとるようにしていく事が必要です。
当院では肩こりに対して整体施術鍼灸くろき式根治運動療法姿勢や背骨・骨盤の矯正など、患者様にとってベストな施術法を提案しています。

肩こり・肩の痛みで来院された方のお声

神戸市在住 40代 女性
20年来の慢性的な肩こりで悩んでいる時に近所のお友達に紹介して頂き来させていただきました。今の私の身体がどういう状態か検査しながら教えて下さりました。説明はとても分かりやすく、どうすれば良くなっていくのか道筋を立てて頂けたおかげで安心して通院することができました。先生方の励ましもあり自宅でのトレーニングも頑張って取り組むことができました。
デスクワークが多いときは肩がこることはありますが、以前のように常時悩まされるようなことはなくなりました。これからもメンテナンスのために通院させて頂こうと思います。
芦屋市在住 10代 男性
高校で野球をしています。大会に向けて投球練習をやり過ぎてしまったために右肩を痛めてしまいました。大会の2ヶ月前の怪我で落ち込んでいましたが、整体や鍼をしてもらったおかげでみるみる改善していきました。あと、肩に負担のかかる投げ方をしていると指摘を受け、筋肉のアンバランスを調整してもらったので肩や肘に感じる違和感が以前よりマシになりスムーズに投げられるようになりました。レギュラーの座こそ逃してしまいましたが、大事な大会で投げられて良かったです。

当院は肩こりに対して整体施術鍼灸運動療法を用いて施術を行っています。
また、長年の不良姿勢や体の使い方のクセにより、背骨のゆがみやバランスの崩れに対しては、バキバキしない背骨の矯正を行っています。

原因と予防策

パソコンや読書、手仕事などのとき、多くの方は首を少し前に突き出す姿勢になっています。また、両肩を少し前にすぼめる姿勢にもなっています。こうした姿勢を続けていると、首から肩の筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなり、肩こりを起こします。
また細かい文字などを見続けると、目やその周囲の筋肉が緊張し、それと同時に首や肩も緊張します。とくにパソコンの場合、光源を見つめるのと同じなので目が常に緊張を強いられ、まばたきの回数が減ります。通常は毎分15~20回程度するのですが、パソコン作業中は意識しなければ毎分1~2回に激減します。そのためドライアイから眼精疲労を起こし、肩こりの原因となります。予防策としては、まず「同じ姿勢」を続けないようにし、こまめに首や肩の緊張状態をほぐすこと。ときどき首をゆっくり後ろに反らせてみます。このとき首筋や肩が硬い、あるいは少し痛いと感じたら、すでに肩こりが始まっています。首や肩をゆっくり回して筋肉の緊張をほぐしましょう、肩がこっているときに首や肩を急激に動かすと、筋違いなどを起こす可能性があります。力を抜いて、できるだけゆっくり動かしましょう。また1時間に一度は立ち上がり、手を上に伸ばしてブルブルとふる、軽い屈伸をするなどの方法で、全身の血流を改善することも予防になります。
一方、「眼精疲労」の予防には、ときどき目を休ませることが大切です。目薬をさすだけでなく、1~2分間は目を閉じて休ませます。そのとき指先でこめかみのあたりを、優しくなでるように円を描きながらマッサージするとより効果的です。仕事中などで目を閉じることができない場合は、窓の外など遠くを眺めるだけでも目の緊張を緩和することができます。また中高年になるにつれ動体視力が低下するため、パソコンのスクロール画面を目で追うと非常に疲れることがあります。スクロールするときは画面を直視せずに、視線を少しそらすようにしましょう。

日常生活に運動を取り入れる

肩こりの4大原因のうち「運動不足」と「ストレス」は、日常の習慣が背景になっています。それだけに生活を見直し、肩こりを起こしにくい習慣をつけることが大切です。
肩こりを起こしているときの首や肩は血流が悪くなっていて、新鮮な酸素や栄養分が伝わりにくく、疲れやすい状態になっています。それを改善するのが適度の運動です。
運動は、それ自体が血流を改善する効果があります。と同時に、運動を続けることで筋肉量の低下を防ぎ、また筋肉が柔軟になります。筋肉は血液を送るポンプのような役割をしているので、運動を続けることで全身の血流を改善し、日ごろから肩こりを起こしにくいからだをつくることが大切です。肩こりの予防では、筋肉に強い負荷をかけるよりも、筋肉を動かすことに意味があります。軽い運動、例えば散歩やウオーキング、室内での浅い屈伸運動でも全身の血流がよくなるので、定期的におこなうようにしましょう。歩くときは手を少し大きく振る、屈伸運動では膝を伸ばすときに両手を上や前、横に伸ばす方法で、肩の筋肉もほぐすことができます。一方、「ストレス」による肩こりの解消にも、運動は効果的です。からだを動かすと血流が改善されるだけでなく、気分転換にもなるからです。また運動を始めると、やり方をおぼえたり、グッズ(運動着、靴など)を選んだり、目標をもつ(タイムを縮める、体重を減らすなど)といった楽しみが増え、それもストレス解消につながります。ストレス性の肩こりは女性に多く、毎日の生活のなかに適度の運動習慣を取り入れ、肩こりを起こしにくいからだづくりを心がけましょう。

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肩こりと高血圧の関係とは

一般に、低血圧の方に多くみられる症状に、手足の冷え、立ちくらみ、肩こり、疲労感などが知られています。そこに共通しているのは、血流があまりよくないために起こるという点です。では高血圧の場合は、どうなのでしょうか。高血圧の患者さんに多くみられる症状には、めまい、肩こり、頭痛、動悸などがあります。そのなかには、やはり血流の悪化と関係した症状が少なくありません。高血圧にはいくつかのタイプがありますが、例えば加齢などが原因で動脈硬化を起こすと、血管が狭くなって血流障害が生じ、血圧も高くなります。またストレスを受けたときにも、交感神経の働きなどで血管が狭まり、血圧が高くなります。そのためストレスが慢性化すると、高血圧を引き起こしやすいことが知られています。
こうした高血圧と関係の深い要因(動脈硬化、ストレスなど)が、肩こりとどう関係しているのかは、まだ解明されていません。しかし、どちらも血流の悪化をともなう点は共通していて、そのために併発しやすいと考えられています。肩こりがあるからといって高血圧とはいえませんが、肩こりがひどくなったり、いままで経験がなかったのに肩こりが始まったというケースでは、血圧測定をしてみましょう。それが高血圧の早期発見や、高血圧の治療による肩こりの改善につながることもあります。

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肩の痛みの原因はさまざま

人間の関節の中で、もっとも大きく動くのが肩の関節です。腕を伸ばしてゆっくり回してみるとわかるように、ほとんど全方向に動くようにできています。こうした動きを支えるために、肩には3つの関節と、腱板(小さな筋肉群と腱の集合)、滑液包(動きをスムーズにする液の袋)、靭帯、筋肉が複雑に組み合わさっています。ところが中高年になるにつれ、肩を構成するいずれの部分も、強度が少しずつ低下していきます。それに加えて、肩をあまり動かさない生活をしていると、柔軟性がなくなり、血行も悪くなり、傷つきやすくなります。その結果、ちょっとしたことで肩関節周辺のどこかに損傷が生じ、炎症によって痛みを感じるようになります。それが中高年の肩の痛みの代表ともいえる、四十肩・五十肩です。中年期に起こりやすいものの、実際には30~70歳代くらいまで幅広い年代層にみられます。ただし、肩の痛みだけで四十肩・五十肩と決めつけるわけにはいきません。肩の痛みの原因となる病気や障害は、ほかにもたくさんあるからです。たとえば、腱板に石灰分がたまるもの、スポーツの負担によるもの、あるいは頸椎の変性や、狭心症・心筋梗塞の前兆という例もあります。

四十肩・五十肩の対処法

四十肩・五十肩は、あるとき急に起こります。腕を上げようとすると、肩関節のあたりに痛みと違和感をおぼえ、上がらなくなるのです。上方向だけでなく、前に手を伸ばしたり、洋服の袖に手を通そうとしたときなどにも、痛みが起こって上がらなくなります。
そのため肩をかばって日常の動作が不自然になり、肩や首周辺のこりや筋違いを誘発したり、睡眠中にも痛みで目をさまし、睡眠不足になるなど、日常生活にもさまざまな支障が出てきます。ごく初期の四十肩・五十肩なら、温水シャワーを肩にあてるとスッと腕が上がることもあります。また、もう片方の手でサポートしてやると、あまり痛みを感じずに腕が上がります。こうした軽症段階の四十肩・五十肩は、意識的に腕を動かすことで改善することができます。人によって、また、症状によって効果は異なりますが、次のような方法を試してみましょう。
(A)2~3キロの軽めのダンベル(あるいはそれに代わるもの)を持ち、腕をだらんと下げて、振り子のようにダンベルをゆっくり前後左右に振る運動をする。
(B)痛む方の腕の手首を、動くほうの手で上からつかみ、頭越しにゆっくり引っ張り上げる(痛む肩周辺を伸ばす)。
ただし、ちょっと腕を動かすだけでも肩が痛む場合(急性)は、肩を動かさないようにし、早めに受診しましょう。また、症状が似ていても、ほかの病気の可能性もあるので、原因を特定し、適切な施術を受けることが大切です。

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スポーツによる肩の痛み

最近は中高年の方に、スポーツが原因となる肩痛を起こす例が増えています。中高年の場合には回復に時間がかかったり、慢性化しやすいといった傾向があるので注意が必要です。
スポーツによる肩の痛みには大別すると、肩(腕)を大きく動かすことによるもの(野球、テニス、水泳、ゴルフなど)、打撲などの衝撃によるもの(サッカー、バスケットボール、野球など)があります。
損傷を受ける箇所などによって、次のようなさまざまな障害がみられます。
腱板損傷>…肩の奥にある回旋筋腱板(小さな筋肉群と腱)が傷つき、炎症から痛みが生じる。
インピンジメント症候群>…腱板の一部や肩の動きを滑らかにする滑液包が変性し、上腕骨先端とぶつかり炎症を起こす。
上腕二頭筋長頭炎>…上腕二頭筋(力こぶを作る筋肉)の一部が上腕骨と接触し、炎症を起こす。
脱臼>…転倒時の打撲や無理な動きから、肩関節がずれる。腱板損傷をともなうことも。
スポーツによる肩の痛みは、腱板断裂や骨折など重症化していることもあります。痛みが引かない場合には早めに受診しましょう。また、予防のためには、次のことに注意することが大切です。
・運動を始める前に十分な準備運動をする。
・やり過ぎない(張り切りすぎない)。
・痛みを感じたらしばらく休む。
・睡眠不足のときはやめるか、軽めにする。
・日常生活にストレッチ運動を取り入れる。
肩の痛みは、意外なことから生じることもあります。
その1つは、頚椎の障害によるもの。加齢にともなって頚椎の一部が変形すると、その影響で肩の痛みが起こることがあります。腕などのしびれを併発することが多いので、その場合には頚椎も疑います。もう1つ注意したいのが、狭心症と心筋梗塞です。この2つは、心臓に血液を送る冠動脈がなんらかの原因で狭くなったり、血栓ができて詰まったりすることで起こる心疾患です。どちらも強い胸痛が特徴ですが、左肩や背中などに痛みを感じる人も少なくありません。なかには、あるとき左肩の痛みや強い肩こりが起こり、数日後に狭心症を起こした例もみられます。つまり、狭心症などの前兆として、左肩の痛みが出ることがあるのです。とくに血圧や血糖値、コレステロール値が高い方は、心疾患のリスクも高いので、左肩の痛みを見逃さないようにしましょう。
急性期の施術内容についてはこちらのページをご覧ください。

心がけたい日頃の予防

肩の痛みの多くは、四十肩・五十肩に代表される「原因不明」のものです。しかし、原因不明とはいっても、実際には加齢と運動不足の積み重ねから起こるものが大半です。予防のためには、日頃から肩を動かす適度な運動を続け、また、早めのケアをおこなうことが大切です。ここでは運動の一例を紹介します。
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肩関節を上げる際に上腕骨と肩甲骨が2対1の割合で一緒に動く事により肩関節は動いている事について紹介していこうと思います。
肩甲胸郭関節における肩甲骨の動きには、挙上下制外転内転上方回旋下方回旋前傾後傾という8つの動きがあります。
挙上は、肩をすくめるように肩甲骨を引き上げる動き。下制は、肩を下げるように肩甲骨を下げる動きです。
外転は、腕を前に押し出すように、脊柱から肩甲骨が離れる動き。内転は、肩を後ろに引くように、脊柱へと肩甲骨を近づける動きです。
上方回旋は、肩甲骨の下角が、外側と上側へ向かって同時に回ります。下方回旋は、肩甲骨の下角が、内側と下側へ向かって同時に回ります。
前傾は肩甲骨が前に傾く動きであり、後傾は肩甲骨が後ろに傾く動きです。
肩甲骨には、肩甲上腕リズムと称される連携があります。肩甲上腕リズムでは、一般的に上腕骨と肩甲骨は2対1の回転角度で動きます。
たとえば、肩関節90度挙上位(外転)では、上腕骨(肩甲上腕関節)で60度、肩甲骨で30度の回転が生じます。上腕骨単独で外転できるのは、最初の30度程度までなのです。そして肩関節180度挙上位では、上腕骨で120度肩甲骨で60度の回転が生じています。
肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節のいずれかの動きが悪くなると、肩甲上腕リズムが乱れてしまい、それが肩まわりのトラブルに結びつくこともあります。
肩関節を痛めてる方(四十肩、五十肩、腱板損傷など)はこの肩甲上腕リズムがうまく動かなくなっているケースも多くみられます。
肩甲上腕リズムがうまくできないと肩関節の可動域は減少し、そのままで放っておくと周りの筋肉や組織も固くなり肩関節の動きはどんどん悪くなってしまいます。
肩関節の動きを良くしていくためには治療や自分で痛みが出ない範囲でしっかりと動かしていくことが必要になります!
ストレッチや体操で体を動かしたり、身体がかたまらないように注意してくださいね(^^)v

四十肩、五十肩といわれる肩の痛み肩関節周囲炎について紹介していきます。
<肩の痛みと可動域制限>
40代から60代の中高年者に、肩が痛い、痛くて腕が上がらないなどの症状が起こるものを俗に五十肩、または四十肩といいます。
正式には肩関節周囲炎といい、肩関節の動きをスムーズにする滑液包や、肩の動きをつかさどる筋肉・腱などの老化によるものと考えられますが、はっきりした原因はわかっていません。
初めは肩を動かすと痛む程度ですが、徐々に安静時にも痛むようになり、肩の可動域が狭くなっていきます。
五十肩(四十肩)は大抵、片側だけに生じます。
五十肩(四十肩)の痛みの特徴の一つに、寝るときに痛みが増す夜間痛があります。
仰臥位(あおむけ)で肩が後方に落ちる(胸を張るような姿勢になる)と痛みがひどくなります。
痛い方の肩を下にして寝るのは不可能ですし、上にして寝ても腕の重みで肩の痛みが増してしまいます。
その結果、睡眠が妨げられ、仕事や日常生活にも支障が出てきます。
早く治していくためには、できるだけ普段の生活で痛みを出さないことが重要になります。
だからといって全く動かさなければいいというわけでもありません。
<痛みの緩和と運動が必要>
肩を全く動かさないでいると痛みや可動域制限が悪化します。
鎮痛薬の内服や、関節内への局所麻酔薬の注射、肩関節への手技での治療で痛みを積極的に取り去り、後に紹介する運動で関節を動かすことが大切です。
痛みがひどい場合は神経ブロック療法を行うことがあります。
急性期でなければ、入浴や使い捨てカイロなどで肩を温めたり、肩関節を治療してあげると痛みが軽減します。
また睡眠時は肩から肘の下に畳んだタオルなどを置くと夜間痛を和らげることができます。
<肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)の症状>
(肩が痛い、動かすと痛い、じっとしていても痛い)(腕が上がらない)
(ズボンをはこうと持ち上げると肩が痛む。シャツの袖に腕を通すときに痛む。)
<五十肩・四十肩の夜間痛>
仰臥位で肩が後方に落ちる(胸を張るような姿勢になる)と痛みが増す。
(肩から肘の下に畳んだタオルなどを入れると痛みが緩和される。)
<五十肩を改善するための運動>
肩を動かさないでいると、痛みが悪化したり可動域が小さくなったりします。
無理のない範囲で以下のような運動を行い、関節を動かすようにしましょう。
アイロンなどを持ち、その重さを利用して前後、左右に腕を振ったり、ぐるぐる回す。
壁に手を当て、徐々に持ち上げていきます。壁に対して横向きに、また壁の方を向いても行います。
この運動は重症度に合わせて行ってください。痛みが強いときは無理をせず、ある程度痛みが引いてから運動を行ってください。
肩関節の動きに関係する筋肉のストレッチについて紹介していきますね!!
肩関節は普段の日常動作でもかなりよく使う重要な関節になります。
そんな重要な関節を痛めてしまうと高いところにある荷物が取れなかったり、服を着替える時に痛んだり、なにかと日常生活に支障をきたしてしまいます。
そんな肩関節を動かす重要な役割をしている筋肉が4つあります。この4つの筋肉は内側に存在するのでインナーマッスルとも呼ばれています。1つ目は、“棘上筋”2つ目は、“棘下筋”3つ目は、“小円筋”4つ目は、“肩甲下筋“
以上4つのインナーマッスルがあります。これらのインナーマッスルが硬くなってしまう原因として考えられるのは、腕をよく使う方や、長時間のデスクワーク、スポーツで繰り返しの投球動作などさまざまな原因が考えられます。硬くなった筋肉をそのまま放置していると、肩がスムーズに動きにくくなったり、少し動かしただけで痛みが出て、ひどい場合には夜間痛など何もしていなくてもうずくような痛みが出る場合があります。
また、インナーマッスルの他にアウターマッスルがあり、三角筋、僧帽筋、菱形筋、広背筋、大円筋などこの他にも色々なアウターマッスルが存在します。これらのアウターマッスルはインナーマッスルよりも大きな力を発揮します。しかし、インナーマッスルが上手く働かないと、アウターマッスルばかり働いてしまいバランスが崩れ、肩関節の動きがスムーズに動かなくなり痛みが出てきます。夜間痛がなく動かしてもそんなに痛みが出ない場合は動かせる範囲で動かしていく方がいいです。痛いからと言って動かさないでいると余計にかたまってしまい症状が長引く場合があります。しかし、急性の腱板損傷などで肩を痛めてる場合は炎症がおさまるまでは安静にしてなるべく動かさない方がいいです。また、急性の腱板損傷の場合は10~15分ほど局所だけをアイスノンや氷嚢などで冷やすと治りも早くなり効果的です。そして今回は、肩関節の動きに関係する筋肉のストレッチを紹介していこうと思います!
皆様もこのストレッチを是非とりいれてみてくださいね^^

さて、つづいては腕が上がらなくなる、肩関節周囲炎(五十肩)、肩甲上腕神経麻痺について紹介していきます。腕が上がらなくなる状態を広義で肩関節周囲炎とよびます。
肩関節周囲炎の中でも発症例の多い五十肩(インピンジメント症候群)、肩甲上腕神経麻痺について紹介していきます。五十肩が発症するしくみは、主に肩峰下滑液包が衝撃を吸収できなくなって発症します。
普段から腕をよく動かし、肩まわりの筋肉が正常に働く状態を保つことが、滑液包の劣化を最小限に抑えることにつながります。肩甲骨と上腕骨に棘上筋の腱が挟まれる。肩関節には肩峰下滑液包という袋状の組織があり、関節を保護するクッションの役目を果たしていますが、劣化すると腱が骨に挟まれたり、骨と骨がぶつかって腕の動きが妨げられます。
【肩峰下滑液包】
加齢やダメージの蓄積、運動不足による血行不良などで肩峰下滑液包は硬くなり、骨に挟まれて潰れていきます。
肩峰下滑液包で衝撃を吸収できなくなると、棘上筋の腱が肩甲骨の肩峰と上腕骨の上腕骨頭に挟まれたり、骨と骨がぶつかったりして、痛みで腕が上がらなくなります。
次に肩甲上腕神経麻痺が発症するしくみを紹介します。上肩甲横靭帯が肩甲上神経を圧迫して発症しますが、上肩甲横靭帯が硬くなる理由は不明な部分もあります。棘上筋と棘下筋のケアが改善および予防になります。
<①腕の重さを支えている肩まわりの筋肉が緊張>
野球やバレーボール、投てき競技などの腕を振る動きや、腕を支える姿勢で肩まわりが緊張。
<②棘上筋や棘下筋など、肩関節の深部が硬くなる>
肩まわりの血行不良で、肩関節の安定に働く深層筋やそのまわりの関節組織が硬くなります。
<③上肩甲横靭帯が硬くなり、肩甲上神経が圧迫される>
肩まわりの血行が悪くなり、肩関節深部にある上肩甲横靭帯が硬くなると、その下をくぐり抜けている肩甲横靭帯が硬くなると、その下をくぐり抜けている肩甲上腕神経が圧迫されます。
その影響で棘上筋と棘下筋が機能不全となり、腕が上がらなくなります。痛みをともなわないケースが多い。
肩甲上神経は肩関節の安定に働く棘上筋と棘下筋を支配している末梢神経です。
以上が肩関節周囲炎の五十肩(インピンジメント)、肩甲上神経麻痺について紹介しましたが、予防としては動かせる範囲でしっかりと肩関節を動かしていき、肩周りのストレッチやトレーニングを毎日してみて下さい(^^)/そうすると五十肩などになりにくくなります!!^^

つづいては肩関節周囲炎について紹介していきます。肩関節周囲炎とはいわゆる四十肩、五十肩といわれる肩周辺に痛みがでるものです。主な症状は痛みと可動域制限で急性期では痛みが強く、じっとしていても痛みがでたり夜間痛を訴えることも多いです。
肩関節は大きな可動域を有しますが軟部組織(筋肉や靭帯や関節包)によって可動域は制限されています。
肩のインナーマッスル(筋肉)が弱くなり肩関節の動きが悪くなって痛みが起こったり、拘縮している肩では関節包の伸張性が低下し、肩関節を動かそうとすると筋肉や関節包が固くなっているため肩関節可動域制限は著名となります。夜間痛が生じる原因には、棘上筋などの肩関節上方支持組織の伸張性の低下による肩峰下圧の上昇と、棘下筋や小円筋といった肩関節後下面の軟部組織の柔軟性の低下による上腕骨頭内圧の上昇の2つが関係しています。
これらの原因による夜間痛は、クッションなどの補助具を適切な位置に使用することによって夜間痛に効果的です!
また、痛んでいるところはトレーニングなどで強化していくことが必要になってくるので「肩」のトレーニングをお教えしたいと思います。腱板や肩周りのインナーマッスルを鍛えるトレーニングをお教えしますね。
姿勢が悪く肩が内旋している方、慢性期の五十肩、肩を痛めて動きが悪くなっている方は、是非やってみてください。ケガの再発予防にも効果的です。しっかりと筋肉を意識することで、より効果的なトレーニングになります(^^)
動画をご覧になる前に軽めのダンベルか500ミリのペットボトルをご用意ください。
それでは一緒に行っていきましょー(^^)
いかがでしたか?フォームをしっかり作ることがとても大切なので、フォームが崩れないよう軽めの負荷から始められるといいかもしれません。
ダンベルやペットボトルはできるだけ軽く握るようにします。
強く握ってしまうとアウターマッスルが働いてしまい、本来鍛えたいところが刺激されなくなってしまいます。
軽めの負荷でたくさんの回数をこなすことでインナーマッスルが強くなっていきます。
今回は肩のインナーマッスルに関するトレーニングのお話でしたが、これからもいろんなトレーニングをお伝えしていきますね♪
腱板損傷は、肩関節にかかわる4つの回旋筋腱板(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)の腱が断裂した状態のことをいいます。
回旋筋腱板の作用は以下の通りです。
棘上筋:腕を上に上げる動き。
棘下筋:肘関節90度に曲げ、肘は固定したまま外に捻る動き。
肩甲下筋:肘関節90度に曲げ、肘は固定したまま内側に捻る動き。
小円筋:肘関節90度に曲げ、肘は固定したまま外に捻る動き(棘下筋と同じ)。
スポーツ選手では関節面の不全断裂が多く、高齢になると腱板の変性による完全断裂が多くなります。
毎日のスコップ作業などでの慢性的な力学ストレスや、事故による外傷により発生します。
肩関節は、4つの腱板の収縮により上腕骨頭を関節に引寄せる作用を持ち、上腕骨頭を引寄せることで肩関節の安定性を獲得します。
そのため腱板が損傷すると、肩関節の安定性がなくなり肩関節を上げる動きに制限が出てきます。
この他にも、棘上筋の損傷によって棘下筋の萎縮も見られる場合があります。
このような萎縮を放っておくと、肩関節の動きに制限が出てしまい、日常生活にも支障がでてきてしまうので、早めの施術をお勧めします!

胸郭出口症候群について紹介しますね!
今日は専門的な言葉を多用して、より真相に迫りながらお伝えしようと思っています!
少しプロ向けのブログになっちゃいました(^_^;)胸郭出口症候群とは、腕神経叢という頚椎5番から胸椎1番の椎間孔から出てくる神経や、鎖骨下動脈が斜角筋隙肋鎖間隙または、小胸筋下間隙を通過する際に絞扼されて手に痺れや鈍痛、冷感などが生じるものです。

具体的な症状をあげると
・手の指に違和感や痺れを感じる

・首から肩周辺が痛む

・肩から腕にかけてだるさを感じる

・重いものを持つと症状が悪化する

・ある特定の動作や同じ姿勢をしていると症状がきつくなる

・パソコン動作などのデスクワーク時に症状が悪化する。

このような症状がみられれば胸郭出口症候群の可能性があります。

また、胸郭出口症候群は、なで肩で首の長い、20代くらいの女性に多いと言われてます。
なぜ女性のなで肩に多いかというと、なで肩では鎖骨は下制し、 肩甲骨は外に開いてしまい、胸椎は屈曲位となり、背中が丸くなります。いかり肩が重力によって、上肢や肩甲帯が引き上げられる力に過剰に拮抗して いると考えるならば、なで肩は重力に負け、上肢や肩甲帯が下方に牽引されて いると捉えることができます。
そのため腕神経叢にも牽引力が加わり絞扼されると 考えられます。
このような症例では肩甲帯を内転
・上方回旋位(上内方)に保持したり、 上肢を保持したりすると、症状が軽減する事が多いです。
腕神経叢に対して、なで肩では、牽引力が増加する事によって胸郭出口症候群を発症しやすくなり、すなわち胸郭出口症候群の発症には、解剖学的な神経の絞扼部位と不良姿勢が密接に関与していると考えられます。

胸郭出口症候群の原因となる、なで肩の改善法について紹介していこうと思います^^
~~なで肩へのリハビリテーションアプローチ~
肩甲骨の動きには、拳上、下制、外転(肩甲骨を外に開く)内転(肩甲骨を内側に寄せてくる)、上方回旋、下方回旋この6パターンの動きがあります!
なで肩になると、鎖骨が下制し肋鎖間隙が狭小化することが問題になります。
なで肩の姿勢では、鎖骨の下制に伴い、肩甲骨は外転・下方回旋を呈するため肩甲骨を内転・上方回旋位に保持する僧帽筋の筋力強化が必要だと考えられます。
また、肩甲骨を内転位に保持できず、外転してしまうと上肢の重量により、肩甲骨は下方回旋方向への力が加わるため肩甲骨は外転・下方回旋位(なで肩)になります。
そのため、肩甲骨を内転位に保持するための菱形筋群の筋力強化も重要になっていきます!
その他にも小胸筋や大胸筋などのストレッチも縮こまった筋肉を伸ばすためにも重要になります。
胸郭出口症候群は、前途に述べたように不良姿勢が密接に関与しているため、普段デスクワークが多くて姿勢が丸く猫背気味になっている方は胸郭出口症候群の原因となるため、姿勢のバランスを調整する必要があります!
肩のこりで頭がズキズキする。肩のこりで腕がすごくだるい。肩のこりで歯が浮く感じがする。
肩のこりで視界がぼやける。肩のこりで吐き気を感じる。
どれも大変な状態ですね(>_<)。そんな首や肩にしこりや硬さができた時に…近所にあるスパへ行って打たせ湯をした子供に踏んでもらったはNGですよ。実際に、その症状でお困りの方(女性で40代の、よくパソコンを使うお仕事の方です)が、あまりの肩のこりの辛さからスパへ行って打たせ湯をしたそうです。肩のしこりの部分に的を合わせて立つ位置を調整してしこりに打たせ湯のお湯を当てたそうです。その時は、あまりの気持ちよさに感動ものだったけど…翌日、ひどい状態になったそうです(*_*;。肩のしこりの部分が火照って、じんじんして、まともに寝られなかったそうです。そして、そのうち頭がズキズキしてきたそうです。首や肩は脳に近い部分なだけに過剰な刺激を入れるとその分、後が大変な事になります。過剰な刺激によって、脳が異常反応をするみないな感じですね。そんな時、整体ではどうするのかというと…肩のしこりを強くもんだりすることはせずに肩にしこりができるのはなぜなのか?と考えるのです。肩がしこりみたいになって困っている人は決まって前胸部がストンと落ちています。そのために、肩が胸の筋肉に引っ張られて、結果、肩から背中が盛り上がってくるのです。それでは、肩がいつもきつく感じるので両肩を上に上げてまるでイカリ肩のように上げ始めるのです。したがって、肩のしこりをいじるよりも胸を上に上げた方が、かえって楽になります。体操なら、肋骨を挙上するようなものがいいですね。「痛いところ」が、異常なわけではないのです。この肩のしこりのようなものは胸の落ちが本当の原因で肩のこりはその結果にすぎないのです。このような事は肩のこりだけに限ったことではなく首の痛みや腰の痛み、膝の痛みでも同じことが言えます!つまり、その人の日常の姿勢や仕草、生活習慣から決まった身体の使い方偏った使い方が増える事により痛みがいつも同じところに発生しやすくなってきてしまいます。
その姿勢の調整に役に立てるのがくろき鍼灸整骨院の整体だと思っています。ぜひお身体のケアにお越しください!
筋肉弛緩剤というと毒物のイメージが先行してしまう方も 多いかもしれません。医師により正しく用いられてこそ、有用な薬ですが、危険性が高いために多くの筋肉弛緩剤が毒物として取り扱われています。天然の筋肉弛緩剤といえば、フグが有名です。 過去にも有名人がフグの肝を食べて命を落としたことがニュースに なったことがあります。
たとえば医療現場では、どのように使われるかというと術の時に人口呼吸器の管を気管に挿入しようとするときに、 気管の筋肉が緊張して収縮して硬くなり、管がはいりにくくなります。こういう時に、筋肉弛緩剤を使って、筋肉が緊張しないようにしておくと筋肉は柔らかいままなので、管を挿入しやすくなります。
自分で意識的に動かせる筋肉は、神経からの命令が筋肉に伝わり筋肉が動くわけですが、筋肉弛緩剤は筋肉と神経の繋ぎ目に作用して 神経からの命令が筋肉に伝わらないようにすることで、 筋肉を動かすことが出来ないようにします。つまり、あなたが力を入れたくても入れることはできない状態になります。
☆筋肉弛緩剤注射の効き目
肩のこりが酷くて、仕事もできないくらいだったら、 どうにかして肩のこりを無くす薬はないかと探すことと思います。
筋肉弛緩剤注射というのがあって、凝っている箇所に直接 注射するのですが経験者からの話では、 肩に羽がはえたかと思うほど軽くなるそうです。その持続期間は、個人差はありますが、だいたい1週間くらいだそうです。
一度、この解放感を味わうと、病みつきになって定期的に筋肉弛緩剤注射を打ちに通う人もいます。酷い肩のこりが無くなるのですから、当たり前ですよね。
☆筋肉弛緩剤注射の副作用
しかし、この羽が生えたように軽くしてくれる筋肉弛緩剤注射ですが打ちすぎると筋肉が元の状態に戻らなくなります。
Iさんの事例を紹介します。 とにかく、仕事に支障をきたすほどの酷い肩のこりだったIさんは、定期的に 筋肉弛緩剤注射を打ち続けたそうです。その後、根本施術との出会いで、 肩のこりを根本から施術することが 出来たのですがIさんの場合、筋肉の状態が普通の張りのある状態にはならないのでした。
肩のこりを起こしていた凝り固まった筋肉は、正常な過程であれば 凝り固まっていた筋肉は次第に硬直が取れて柔らかくなっていきます。 そして一旦はふわふわの状態になりますが、 その後は、弾力のある筋肉に蘇ります。この正常な過程を、筋肉弛緩剤注射を打ちすぎた筋肉は ふわふわのままで筋肉の張りが戻ってこないのです。筋肉がふわふわなら、肩のこりが無くて良いじゃないかと 思う人もいるでしょう。しかし肩の筋肉がふわふわのままというのと、筋肉が柔らかいとは また違った状態で引っ張る力が無いということなんです(>_<)。筋肉は、お互いが引っ張りあって、重力に耐えられるように 体全体の調和を保っていると考えらています。 ですから、引っ張る力がなくなったら、他の筋肉とのバランスが崩れて正常な骨格、姿勢を保てないのです。ここら辺の話は、まだ医学の世界でも、まだ未知の範囲で 仮説的な話なので決定的なことは言えませんが、 筋肉弛緩剤注射に関しては打ちずぎない方が良さそうです。と言っても肩のこりをどうにかしたいのに、薬以外でどうすれば良いのか湿布では物足りないと思ってますよね?ズバリ言いますが、肩のこりのある人の共通点は、「猫背」です。この猫背を無くしていくことを 目標として対策を取っていくと、 知らず知らずのうちに肩のこりは消えていきます。
この「猫背」を調整する施術法が当院が行っているバイタルリアクトセラピーです。
本来の人間が持っている姿勢軸を作り出し、自律神経の働きが調整される事でより快適な日常を送り、また未来の生活をより良いものにすることが出来ます。痛みでお困りの方はぜひ、くろき鍼灸整骨院のバイタルリアクトセラピーを受けてみて下さい!

頭部を首の付け根で支える僧帽筋上部が緊張する肩から首にかけてのこりについてと左右の肩甲骨が開くことで菱形筋が緊張するしくみについて紹介していきます!
肩のこりは人によってさまざまな症状があり、原因も異なります。今回は肩のこりについてそれぞれ発症のしくみを紹介していきます。
僧帽筋上部が緊張する主な原因には下を向いた姿勢での作業が考えられます。本や携帯電話を見る姿勢は、下を向いて頭部が前方に垂れるため、首に大きな負担がかかります。特に首を付け根から深く曲げると、頭部を支える負荷が首の付け根部分に集まります。
肩から首にかけてのコリが発症するしくみを紹介していきます。
<①カーブした脊柱に頭部がバランスよく乗っている>(正常)
脊柱のS時カーブが頭部の重さを分散して受けとめているため、首の状態も安定しています。
<②頭部が前方に倒れて頚椎が付け根から屈曲>
頭部を前方へ倒すと、首が付け根から屈曲。頚椎を反らせる動きで頭部を支える状態に
<③肩から首の付け根部分を覆う僧帽筋(上部)でコリが発症>
頭部を首の付け根から後方へ振る動きに働く僧帽筋(上部)が緊張します。その状態で読書やデスクワークを続けると、肩がすくみやすくなり、腕の重さを支える役割もある僧帽筋上部はさらに緊張します。
読書やデスクワークで頭部の重さと腕の重さを僧帽筋上部が同時に支える姿勢になると僧帽筋上部が全体的に緊張し、肩から首にかけてこりが出ます。このような僧帽筋上部を緊張させないようにするためには、なるべく頭が前に出ないように意識して、僧帽筋上部が固くならないように注意してみて下さい。
上背部中央のこりについて紹介していきます!
上腕骨と連結して肩関節を構成する肩甲骨は、肩のこりと密接な関係にあります。左右の肩甲骨が外側に開いた状態が続くと菱形筋が緊張して、首の付け根から肩甲骨の間の上背部に痛みが生じます。主な原因には、背中を丸めた猫背の作業が考えられます。イスに座った状態は、背すじを伸ばす脊柱起立筋が脱力して猫背になりやすいです。猫背になると肩甲骨が開いてしまうため、肩甲骨の動きに働く上背部の筋肉が緊張します。
上背部中央のこりが発症するしくみを紹介していきます。
<①背すじが伸びた姿勢で肩甲骨も開いていない>(正常)
背すじが伸びた正しい姿勢で、肩甲骨が適正な位置にあるため、上背部に負担がかからない
<②猫背で胸椎が丸まって肩甲骨が外側に開く>
イスに座った状態などで猫背になると胸椎が丸まり、肩甲骨が外側に押し出される
<③肩甲骨が開いた状態で固まり肩甲骨を閉じる筋肉が緊張>
肩甲骨が開いたまま固定されると、左右の肩甲骨を閉じる動きに働く菱形筋やその表層にある僧帽筋の中部が腕を支えながら引っ張られた状態となります。
肩甲骨は開きながら下がるため肩甲挙筋も引き伸ばされます。また、猫背の状態で手先を使う作業を続けると、肩がすくんで僧帽筋の上部が緊張するケースも多いです。
猫背になって肩甲骨が外側に開くことで、肩甲骨を引きよせる働きをもつ上背部の筋肉が緊張して痛みを発症します。なるべく背中を丸めないように意識して、肩甲骨を動かす体操を何回でも取り入れて猫背にならないように意識してみてください(^O^)/
さて、続いてはパソコンなど手先を使う作業の方に多くみられる肩から腕にかけてのこり(肩外側のこり)について紹介していきますね!!
近年になって増えているのが手先を使う作業で肩関節の安定に働く棘下筋の緊張、肩外側の肩こりです。
これはパソコン入力など手先を使う作業を続けることで、腕の重さを支えている肩関節の安定に働く棘下筋が緊張して発症します。主な原因は、肘を前に出して手先を使う作業が考えられます。
肘が上体より前に出ると、腕が前方に放り出された状態となるため、腕の重さを支える肩関節の負荷が増します。その状態で手先を使った作業を続けると肩の外側に痛みが出ます。
肩外側のコリが発症するしくみを紹介していきます。
<①パソコン入力作業などで肩が前方へ出た状態に>
デスクワークで猫背気味になり、肩甲骨が開くと、肩関節自体が前方へでた状態となります。
<②肩関節が前に出た影響で肘が上体より前に出る>
肩が出ると、肘が上体より前へ出やすくなり、肩関節にかかる腕の重さの負荷が高くなる
<③肘を前方へ出した姿勢で腕の重さを支える棘下筋が緊張>
肘が前に出た状態で手先を使った作業を行うと、肩甲骨と上腕骨を引き付け、肩関節を安定させる働きを持つ棘下筋が、腕の位置を固定するために収縮を続けて緊張します。肘を机につくと棘下筋の負荷は下がります。
肩に負担のかかる姿勢で手先を使うことにより、腕を支えながら固定する棘下筋が緊張します。
棘下筋が緊張しても強いコリは出ないものの、棘下筋が正常に働かなくなると腕の動きが悪くなり、そこから肩のこりにつながるリスクもあります。
また、同じ姿勢で血管が圧迫され続けると筋肉に疲労が溜まってコリとなります。
骨格のバランスを崩す「疲労」には、筋肉が働き続けることで生じる疲労と、筋肉が正常に働かないことで生じる疲労があります。
この2つの疲労が負の連鎖で折り重なり、身体に痛みや不調が発症し肩のこりにつながります。同じ姿勢を続けていると、その姿勢の維持に働く一部の筋肉が収縮を続けて血管を圧迫するため、血行不良となって筋肉は緊張状態になります。
これが筋肉が働き続けることで生じる疲労です。筋肉が緊張で硬くなると、静脈の血流も低下するため、筋肉中の老廃物や疲労物質が回収されずに蓄積し、筋肉はさらに疲労します。これが筋肉が正常に働かないことで生じる疲労です。
そうならないためにも、30分に1回は肩をまわしたり、肘を机において作業する事で肩外側の痛みはましになるので是非参考にしてみてください(^_^)
さて続いては、肩のこりなどのときに行ってほしいエクササイズをお届けいたします(*^_^*)
デスクワークやスマホを長時間さわることで首や肩がガチガチになります。
酷くなると頭がズキズキしてきたり・・・。そうなってくると頭がぼーっとし、意欲がわかず仕事や日常生活もつらくなります。
当院にもデスクワークや前かがみで作業をする仕事をなさっている方で、猫背姿勢になっているクライアント様が多く来られますが、皆さん首や肩がガチガチに硬くなってしまっています。猫背姿勢になると、重たい頭を支えるために首の後ろ側の筋肉や肩の筋肉が緊張してしまうためです。
今回は、そんな肩のこりや首の痛みに有効なストレッチを動画にしてみました。是非観ながら一緒にやってみてくださいね(^^)

最初は無理せず、だんだんと筋肉の緊張がマシになってきたら可動域を大きくとって、しっかりと筋肉が伸ばされるように動かすようにしてくださいね。特に硬くなっている首をいきなり大きく動かしてしまうと、痛めてしまう可能性があるので気をつけてください!仕事の合間でもできやすいと思いますので、是非やってみてください(*^_^*)